更年期障害
「更年期」とはどのような時期を指すことばでしょうか。
文献によると、「更年期」は、本来「年が更(あら)たまる時期」を表すようです。昭和初期に彫刻家の高村光太郎が妻の心身の変調を、女性特有のライフステージによる変化ととらえ、随筆や詩のなかで表現した、とされています。
日本人の平均閉経年齢は51歳前後、その前後10年程度の期間を更年期と呼びます。多くの人は45~55歳くらいの年齢が更年期に該当します。
更年期に入ると、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が急激に変化をします。この女性特有の変化に加え、生活習慣や社会的、環境的な影響が加わることで、さまざまな心身の不調を起こします。
例えば、
- ホットフラッシュ(のぼせや熱感)
- 冷え
- 動悸
- めまい
- 月経不順
- 皮膚の乾燥や脱毛
- 肩こり、腰痛
- 頻尿
- 睡眠障害
などの症状が多く認められます。
これらの多くの症状の原因となっているのが自律神経ですが、背景には甲状腺機能や貧血などの病気が隠れていることもあります。また、女性ホルモンの低下に伴い、高血圧や脂質異常症などの内科疾患も現れてくることもあります。
女性外来ではこれらのお悩みに対して、必要な検査を提案し、その結果から適切と思われる治療を提案します。特に症状が多彩な場合には、漢方薬による治療を選択することもあります。
話しやすい雰囲気づくりを心がけております。 ぜひ、お悩みの方はご相談ください。
